加山哲也

 加山哲也は昭和29年(1954)神奈川県横浜市鶴見区に 日本画家加山又造の長男として生まれました。三年後に妹の文子が生まれ、一男一女の兄妹として母方の祖父母と絵描きの父が同居する家庭に育ちました。

 両親とも動物が好きで家には常に何かしらの動物がいたといい、本人も非常な動物好きです。高校卒業後は多摩美術大学日本画科で堀文子先生の指導を受け、1978年に卒業し、創画会に入選しました。しかし敢えて日本画の道を選ばずに三重県伊賀上野に窯を持つ陶芸家の番浦史郎氏に弟子入りすることを決意します。卒業の翌月には結婚して伊賀に転居。翌年に長女、二年後に長男、その二年後に次女が生まれ、若くして三児の父となりました。

 陶芸の修行を終え関東に戻った後は陶芸指導の傍ら自らの作陶を行い、日本橋高島屋で初の個展を開催。以来百貨店での個展を中心に制作活動と発表を行ってきました。初期には李朝の趣のある粉青沙器が人気を呼びましたが、そのころから主なモチーフは少年時代から好きな昆虫と魚で、それが加山哲也の作品の特徴のひとつとなっています。

 白土に鉄彩(錆絵)の絵付を始めて独自の作風に入り、以降には金銀赤絵の大胆な「絵をみせる」器が注目を集めています。手捻(てびねり)で造る大壷は高さが70cmを越えるものもあります。40代は金銀による龍の大壷など手捻による大作を中心に多くの制作をこなしてきた。五十代を迎えた今は新し創造の方向性を模索中です。今後の活動も本サイト内でお知らせして参りますので宜しくお願いいたします。

(文責 加山由起)

加山哲也陶歴

昭和29年 (’54) 横浜市にて 日本画家 加山又造の長男に生まれる。

昭和53年 (’78) 多摩美術大学日本画科を卒業。
伊賀上野 音羽山房にて陶芸家、番浦史郎氏に師事。

昭和61年 (’86) 独立。

昭和63年 (’88) 神奈川県大磯に築窯。

平成4年 (’92) 日本橋高島屋にて初個展。
(以降日本橋高島屋にて’93、’95、’97、’00、’03、’05、’07に個展開催。)

平成5年 (’93) 銀座・村越画廊にて個展。

平成6年 (’94) 日本橋・壷中居にて個展。
横浜高島屋にて個展。
(以降横浜高島屋にて’96、’98、’00、’02、’04、'06,'08に個展開催。)

平成8年 (’96) 神田壷好にて個展。
京都大丸にて個展。

平成9年 (’97) 岐阜高島屋にて個展。

平成10年 (’98) 東京青山・酉福にて個展。
福山そごうにて個展。
盛岡川徳にて個展。
金沢大和香林坊にて個展。

平成11年 (’99) 岡島百貨店にて個展。
広島天満屋にて個展。

平成12年 (’00) 日本橋・壷中居にて個展 -上絵付 金銀彩の世界-

平成13年 (’01) 日本橋三越 食器展。
いわき大黒屋百貨店 個展。
川越丸広百貨店 個展。
徳島そごう 個展。

平成14年 (’02) 高島屋 東京・京都・名古屋・横浜・大阪にて加山又造・哲也二人展。

平成15年 (’03) 高島屋 大阪・名古屋・岡山各店に個展巡回。

平成16年 (’04) 米子高島屋にて個展。
(以降米子高島屋にて'07に個展開催。)

平成17年 (’05) 横須賀さいか屋にて個展。
大宮そごうにて個展。

平成18年 (’06) 高崎高島屋にて個展。

平成19年 ('07) いよてつ高島屋にて個展。
高輪会にて加山哲也展。

平成20年('08)広島天満屋にて個展。
番浦史郎の弟子たち展 横浜、山の上ギャラリー。

現在 日本陶磁協会会員。

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